今週は2課で活躍する篠田祐太さんのインタビューをお届けします。「ファッションとスポーツ」という華やかな世界が好きという篠田さん。転職で選んだのは、真逆とも思える革職人の世界。その辺りのことを語っていただきました。

10月27日Vol.224
連載:社員インタビュー
第1話_篠田祐太さん(2課)

スポーツに囲まれて

栃木レザーに入って5年目、2課でベンネルという作業をやっています。ここに来る前は、スポーツシューズの販売会社で8年半、販売の仕事をしていました。

大学時代から服飾系に興味を持ち、その方面で仕事を探していきついたのはABCマート。ブーツなどのレザー系、ファッション系の店など色々な業態があり、ファッションとスポーツが好きな自分にとっては、うってつけの職場でした。

東京マラソンで走りきる

中学時代は、テニスと陸上、駅伝をやっていいましたね。ABCには東京マラソンの出走枠があったので、2017年から3年間、出場させてもらいました。

社内選考があって、受かった人が本選に出られるんです。フルマラソンはやったことがなかったんですけど、いけるかなという軽い気持で(笑)。ハーフだったら、1時間30分は切れるんですけど、フルは未知の世界。

年間出場して、一番良かったタイムは3時間37分。スポーツ好きが集まる会社でしたから、速い人は2時間台。ガチの陸上部がいましたから、強いです。

好きなスポーツをさせてもらえる一方で、仕事は店長として店を管理する立場に。当然ですが、販売から店舗全体の管理・運営業務へとやることが大きく変わっていったのです。

10月28日Vol.225
連載:社員インタビュー
第2話_篠田祐太さん(2課)

販売からつくる側へ

店長になった途端、好きだった接客の時間は減り、パソコンと向きあうデスクワークの日々に。残業も多くなり、仕事の後、自分の身体を動かす時間もとれなくなってしまって。転勤も頻繁にありました。栃木から渋谷のセンター街、遠くは石巻まで・・・

ちょうど30歳を超えた頃で、子どももいましたから、転勤が多いと色々と大変なんですね。それで、栃木で仕事を探し始めたのです。レザーが好きだったので、「栃木レザー」の募集広告を目にした瞬間、飛び込みました。

「販売」という仕事から、革を「つくる」仕事への大転換。入社当初、少しはとまどいましたけど、思っていたほど違和感は感じませんでした。体力的にも徐々に慣れましたね。

職人気質と栃木レザー

栃木レザーは、やはり職人の世界。これまでと一番違うのは、暗黙の中でやり続ける作業です。ABCでは、会話が中心のコミュニケーションでしたが、ここは正反対。静寂の中で精神的な集中があります。

身体の動きが言葉のようなもの。だから、職人の世界は「見て覚えろ」なんだと思います。納得です。

今はもう会話をしなくても暗黙のルールで先が読めるようになりました。そうなれると思っていなかったので、ほんと不思議です。

10月29日Vol.226
連載:社員インタビュー
第3話_篠田祐太さん(2課)

仕事はスポーツ

身体を動かすことが自分の趣味ですが、栃木レザーの仕事は、自分にとって、運動なんです。

重量のある革、長時間の立ち仕事、すべて筋力と持久力が不可欠です。この作業を運動という視点で捉えれば、体の柔軟性やバランス感覚、手先の動きなど、全身を使いこなす能力が磨かれるんです。

単なる運動とは違って、身体への負担を減らすこともできます。同じ姿勢でやる作業や、特定の筋肉を酷使する作業は、腰や関節に影響が出ますよね。上手に筋肉を使えば、身体へのリスクを回避することもできる。そうしたことを探るのも面白いんです。

筋トレを研究する

実は、会社が終わってからスポーツ系の副業をやっています。ちゃんと会社にも申告していますけど、小山市立体育館での受付業務で18時半から2時間ほど。栃木レザーは残業がないので、できるんです。

ここに入社して半年後にはじめたので、4年はやっていますね。今、ピックルボールというのが流行っていて、バドミントンとテニスと卓球をミックスしたようなスポーツなんですけど、コーチのようなこともやっているんです。

人がいない時や終了時間後に、ちょっと身体を動かしたり、筋トレをやったり(笑)。副業で身体を鍛えて、それを本業に生かせるので、一挙両得です。

10月30日Vol.227
連載:社員インタビュー
第4話_篠田祐太さん(2課)

走る革職人!

中学の時からやってきたテニスと陸上は、今も続けていて、地域のレースにもよく出場します。この社内報MIMOSAでも紹介されていましたが、2課には短距離を得意とする大先輩の小井沼さんがいます。同じマラソン大会とかで鉢合わせしたり。種目が違うので、一緒に走ることはないんですけどね。

遅澤社長も、佐野マラソンに出られたようで、探せば社内にもっと走っている人がいるでしょうね。最近はうちの小学2年になる子供と、親子マラソンを走ったりしています。

だから、今は肉体的にも、精神的にもとても充実していますね。

以前は走るだけでしたが、体育館でのアルバイト先で筋トレをやるようになってから、考え方も変わりました。有酸素運動をやり過ぎると、筋力って落ちちゃう。大事なのはバランス。そこをしっかり意識するべきなんですけど、つい走る方をがんばっちゃいますね(笑)。

やっぱりバランス

カーボローディングというスポーツに必要不可欠な栄養バランスをとる食事法があるんです。本番ではエネルギーを無駄に使わず、疲れないように走るために身体を整える。これ、歳をとってもずっと有効で、いいバランスを保つことが自分のためなんです。

その考え方は仕事にも通じます。体力だけで作業をするのではなく、筋肉への負担を減らし、長く持続させる仕事の仕方。大事です。

10月31日Vol.228
連載:社員インタビュー
第5話_篠田祐太さん(2課)

「つくる」と「売る」

栃木レザーでは、アンテナショップのアルバイトを募集しているので、月に1度は店頭に立っています。最初はちょっと覗いてみようかなという程度でした。もともと販売の仕事をしていましたから。今では新鮮な感覚です。

お客さんに接する機会を持てるのは、ためになります。「世の中が求める革って、どんなもの?」を知ることができますし、売る世界に携わるだけで勉強になります。

自分は参加していませんが、新商品開発のプロジェクトチームにはきっと役に立ちますね。工場の近くにある店舗だからこそ、行けるんです。折角の与えてもらっている機会ですから、一人でも多くの人に体験してほしいですね!

MIMOSAで仲間を知る

最近、MIMOSAで仲間の情報を得ています。コミュニケーションのきっかけにもなりますし、1課から4課、アンテナショップまでを感じることができますから。アンテナショップのセールストークで使える情報もあるので、MIMOSAからしっかり吸収しています。

今後の目標?やはり、高齢になっても動ける職人。筋トレをさらに追求して。僕にとって、仕事は生涯のスポーツですから!

※篠田さんの配信は本日で終了です。篠田さん、ありがとうございました。是非、将来は「職人のための筋トレマイスター」になってください!